試合結果
仏光殿 vs 造幣局
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 造幣局 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | ||
| 仏光殿 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 |
出場選手
バッテリー
式田、八木、坂井 - 芝、櫻田
本塁打
戦評
【大阪市長杯 第80回各区対抗軟式野球大会】
試合結果 1対1 引き分け
抽選結果 5対4 勝利(ベスト4進出)
先攻:相手チーム様
後攻:仏光殿野球部
【試合経過】
1回表
仏光殿の先発はエース・式田。
初回を三者凡退に抑え、幸先の良いスタートを切ります。
1回裏
先頭の山本がセンター前へのクリーンヒットで出塁。
続く逆井の送りバントが相手チーム様のミスを誘い、無死1・2塁と絶好の先制機を迎えます。
ここで3番・豊留。
追い込まれながらも粘りを見せ、センター前へ抜けようかという打球を放ちますが
投手のグラブに当たり、打者はアウト。
しかし、この間に走者がそれぞれ進塁し、1死2・3塁とチャンスは続きます。
迎えるは4番・田中主将。
ところが、打球は内野ゴロ。
三塁走者が本塁を狙うもタッチアウト。さらに打者走者も一塁でアウトとなり
まさかのダブルプレーでチェンジ。
何としても避けたかったダブルプレー。
絶好の先制機を逃す、悔やまれる攻撃となりました。
2回表
式田はこの回も三者凡退。
2回を投げ、打者6人に対して4奪三振という見事な投球を披露します。
2回裏
櫻田が安打で出塁するものの、後続が倒れて無得点。
3回表
この回から2番手・八木がマウンドへ。
味方の失策で走者を許しますが、後続を抑えて無失点で切り抜けます。
3回裏
先頭の鈴木がセーフティーバントを決めて出塁。
しかし、続く打者が送りバントに失敗し、1死1塁。
その後、鈴木が盗塁を決め、1死2塁と再び得点のチャンスを迎えます。
ところが、ここで二塁走者が牽制死。
せっかく作ったチャンスを自ら手放してしまいます。
その後、山本が四球を選んで出塁しますが、逆井が倒れてチェンジ。
またしても得点には結びつきませんでした。
4回表
1死から連続四死球を与え、ピンチを招きます。
さらにパスボールで走者の進塁を許すと、内野ゴロの間に1点を先制されます。
後続は抑えましたが、無安打のまま先制点を献上する展開となりました。
0対1
4回裏
何とか追いつきたい仏光殿。
1死から田中主将が安打で出塁すると、ワイルドピッチで二塁へ進塁。
ここで5番・乾が左中間へタイムリー二塁打!
ようやく同点に追いつきます。
さらに続く櫻田もショートへの内野安打で出塁し、1死1・2塁。
一気に逆転したい場面でしたが、後続が倒れて追加点を奪えません。
1対1
5回表
この回から3番手・坂井がマウンドへ。
四球で走者を許しますが、得点は与えず無失点。
5回裏
三者凡退に終わり、得点ならず。
6回表
坂井が三者凡退に抑え、最終回の攻撃へ望みをつなぎます。
6回裏
最終回。
四球で走者を出すものの、最後まで勝ち越し点を奪うことができず、試合終了。
1対1の引き分け。
大会規定により、勝敗は抽選で決することとなりました。
そして、抽選の結果は……
5対4で仏光殿野球部の勝利!
何とかベスト4進出を決めました。
【試合総評】
今回は、あえて厳しい評価をしたいと思います。
勝てたはずの試合でした。
攻撃面では6安打を放ち、再三にわたって得点のチャンスを作りました。
しかし、初回のダブルプレーをはじめ、送りバントの失敗や牽制死など
自らチャンスを手放す場面が目立ちました。
一方、投手陣は相手チーム様を無安打に抑えながらも、四死球や守備のミスが重なり
無安打のまま失点を許しました。
結果的に、相手チーム様に一本の安打も許さず、それでも勝ち切ることができませんでした。
これだけ走攻守にわたってミスが続けば、当然ながら良いリズムは生まれません。
同点に追いつくのが精一杯という試合展開になってしまったことも、決して偶然ではないと思います。
むしろ、負けなかったことが幸いだったとさえ感じています。
もちろん、現在の仏光殿野球部は、さらなる成長を目指して課題に取り組んでいる最中です。
だからこそ、今回問題にしたいのは、単にミスをしたという結果だけではありません。
本当に問題なのは、そのミスに至るまでの準備や、基本的なプレーに対する意識の甘さです。
試合前の準備段階から始まり、捕手から投手への何気ない返球すらきちんとできていない。
ショートバウンドの送球を簡単に後逸するだけでなく、その後のカバーまで遅れてしまう。
たとえ野手が送球を逸らしたり、捕球できなかったりしても、周囲の選手がきちんとカバーに回ることで
余計な進塁を防ぐことはできます。
走塁面でも、得点圏に進んだ走者が繰り返し牽制死するなど、基本的な技術に課題が見られました。
これは単に判定の問題として片付けるのではなく、リードの取り方や帰塁の技術など
自分たちの走塁を見直す必要があると思います。
しかし、今回の試合に限らず、これまで繰り返されてきたミスの中で、特に問題だと感じていることがあります。
それは、ひとつのミスが起きた瞬間に、当事者だけでなく、周囲の選手までもが冷静さを失い
次のプレーへの対応が遅れてしまうことです。
技術的なミスは誰にでも起こり得ます。
だからこそ、ミスを防ぐための準備はもちろん、ミスが起きた後に仲間同士で補い合い
その影響を最小限にとどめることが大切なのです。
全力でプレーした結果のミスを責めるつもりはありません。
しかし、何となくプレーしていた、準備が不十分だったということでは困ります。
個人としてだけでなく、チーム全体で一つひとつのプレーに責任を持ち、常に次の展開を予測して行動する。
それは、技術の優劣に関係なく、すべての選手が徹底しなければならない基本だと思います。
全国大会期間中から現在に至るまで、走攻守にわたる基本的なミスが改善されていないことを
重く受け止めなければなりません。
もちろん、ミスを完全になくすことは難しいことです。
しかし、「できる限りの準備をして、全力を尽くした。それでも起きたミスなら仕方ない」と
胸を張って言えるようなプレーを見せてほしい。
そのためには、一人ひとりが自分の課題と向き合い、技術の向上に努めると同時に、勝利に対する強い執念や
失敗や逆境にも動じない精神力を養うことが必要です。
限られた練習時間の中で、技術的な課題を克服し、すぐに成果を出すことは簡単ではありません。
技術の向上には時間が必要ですが、準備に対する意識や、一球一球に向き合う姿勢
そして仲間をカバーしようとする気持ちは、今日からでも変えていけるはずです。
そして今回の試合では、抽選という形ではありますが、ベスト4進出という結果を得ることができました。
負ければ終わりのトーナメント。
試合で勝ち切ることはできませんでしたが、次の試合に進めたことで、私たちはもう一度
成長する機会を得ることができました。
この機会を無駄にすることなく、今回の反省を次の試合に生かしていかなければなりません。
次戦こそ、結果だけでなく、内容にも納得できる試合を目指して頑張っていきたいと思います。
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